仙台市地下鉄が2024年に導入予定の地下鉄南北線の新型車両が、小学生にお披露目されました。
地下鉄南北線は、車両の老朽化から2024年秋から順次新型車両に切り替わる予定で、9月に最初の1編成が山口県の工場から到着しています。
新しい車両に愛着を持ってもらおうと、仙台市太白区の富澤車両基地で地元の小学生を招いて内覧会が開かれました。
新しい車両は従来のデザインを継承しつつ、ライトを前面の緑のラインと一体化させることで、進化したイメージを演出しました。 野口ちひろアナウンサー「シートはケヤキの葉と木漏れ日をイメージし、仕切りは木目調に、ガラス扉には仙台市ゆかりのモチーフがプリントされていて、仙台市らしさが詰まった車両になっています」
床を低くしてホームとの段差を小さくしたほか、全ての車両に車いす用のスペースを設置するなどより安全で快適な車両になりました。
児童「新しさと使いやすさが融合していて、すごく良い車両だなと思いました」「色も違っていたし、市民の人たちのことを考えて作ってくれてるなって思いました」
南北線の新型車両は、2024年度から7年かけて全22編成が導入される予定です。