宮城県の紅葉の名所、大崎市の鳴子峡で紅葉が見頃を迎えています。

 鳴子峡は、大谷川の浸食で刻まれた深さ100メートルの大渓谷で、展望台や遊歩道で赤や黄色に色付いた紅葉を楽しむことができます。

 猛暑の影響が心配されましたが、10月に気温が下がったことから平年並みに色付きが進み、見頃となっています。

 このところの寒暖差で、黄色の色づきが良いということです

 美しい紅葉の中を走るJR陸羽東線は、鳴子温泉駅から中山平温泉駅の区間で11月12日まで列車の速度を落として運行するため、車窓からの紅葉狩りを楽しめます。

 訪れた人たちは、写真を撮ったり遊歩道を散策したりと思い思いに紅葉を楽しんでいました。

 観光客「色がきれいです、びっくりしました。感激して見てます」「色合いもそうですが岩肌、渓谷ですよね。電車が通りましたけど、警笛が響きましたね。渓谷に。なかなか良い雰囲気だなと思いました」「想像以上にきれいで、色もちょうど良くグラデーションも良かった」

 鳴子峡の紅葉は、11月上旬まで見頃が続くということです。