原子力規制委員会の山中伸介委員長が宮城県の女川原子力発電所を視察し、村井知事など地元自治体のトップと意見交換しました。
原子力規制委員会の山中委員長が女川原発を訪れるのは委員時代を含めて2回目で、委員長就任後は初めてです。
13日は、重大事故の際に使う「緊急時対策所」などを視察しました。
山中伸介委員長「東北電力の地震あるいは津波に対する感度の高さというのは感じることができました」
視察の後、山中委員長と地元関係者との意見交換が行われ、村井知事が「能登半島地震を踏まえた避難方法の検証」などを求めました。
女川原発2号機は工事の遅れで5月頃だった再稼働を「数か月先」に延期。山中委員長は「きっちりと工事してもらえれば特段の問題は感じていない」と述べました。