khb子どもの笑顔を広げようキャンペーンです。子育て支援イベントが、宮城県気仙沼市の児童センターで行われました。子どもたちに笑顔を届けたいと奮闘するグループをご紹介します。

 気仙沼児童センターで月2回行われる乳幼児向けのイベントに向けて準備をするおはなしサークルたんたんの皆さんです。

 人形劇で子育て支援活動を行う市民グループで、メンバーは30代から70代の7人です。子育て真っ最中の人、保育や福祉関係や演劇経験者、様々な人が集まっています。

 イベントには11組の親子が参加し子どもたちは靴下で作った、たんたん人形に興味津々で笑顔がこぼれます。

 ほかにも、方言を用いた手遊びなどで親子が自然に触れ合える時間を演出します。

 参加者「子どももすごく楽しそうにしてるのでいいなって思います」「こんな本格的だと思わなくてびっくりしました。子どもも親も見入っちゃうくらい素敵な人形劇でした」

 設立から22年が経ち、活動は気仙沼市の子育て支援活動を活発にする大きなきっかけとなりました。

 おはなしサークルたんたん鈴木夕佳代表「人と人との交流が少なくなり、絵本の読み聞かせも少なくなっているのでそういう場を提供していきたいと思っています。子どもたちに問いかけながら、できるシーンがもっと増えていくといいなと思います」