4月1日から新年度がスタートです。宮城県の各企業では入社式が行われ、新入社員が社会人としての第一歩を踏み出しました。

 このうち大衡村にあるトヨタ自動車東日本でも、入社式が行われました。

 式では、石川洋之社長が自由な発想で挑戦を続けてほしいと新入社員に呼び掛けました。

 石川洋之社長「常にチャレンジマインドを持ち、自分の成長を感じられるような仕事をしていきましょう」

 これに応え、新入社員の代表が決意を述べました。

 熊谷康平さんと菅野真唯さん「失敗を恐れずチャレンジし続けることで、東北の復興と発展に貢献できるよう努力してまいります」 トヨタ自動車東日本では2025年度、これまでで最も多い219人の新入社員を採用しています。

 井邊雛理さん「先輩方からたくさん知識を吸収して同期と一緒にたくさん学んで、仕事に取り組んでいきたい」

 熊谷康平さん「国産車はすごく大変な時期を迎えていると思うんですけど、その壁を越えていけるよう工夫をして海外にも更に市場を拡大させて、更にコンパクトカーを世界に広めていければ」

 新入社員たちは研修を受けた後、それぞれの部署へ配属されます。

 仙台市泉区のユアテックスタジアム仙台では総合設備業ユアテックの入社式が行われ、役員や家族に見守られた新入社員145人が社会人としての第一歩を踏み出しました。

 訓示では、1日に就任したばかりの小林郁見新社長が「同じ1年目のスタートを切りました。一緒にユアテックの未来を切り開いていきましょう」と激励の言葉を贈りました。 ユアテックは海外での事業展開を進めていて、2025年度はベトナム出身の女性も入社しました。

 経理部リ ティ ゴック ランさん「経理に関する知識を学びながら、ベトナムでの支店がありますから今は日本で、そして海外事業にも貢献したいと思います」

 再生可能エネルギー事業部黒崎耀平さん「今までお世話になった東北地方の方々に恩返しをするために、ユアテックの優れた技術力を身に着けて精いっぱい頑張っていきたいと思っております」

 新入社員は、宮城県富谷市の人財育成センターで約2週間の研修を経て各部門に配属される予定です。