宮城県の大崎市民病院は、4月に診察室で職員らに暴行してけがをさせ逮捕起訴された歯科医師を停職3カ月の懲戒処分にしました。

 懲戒処分となったのは、大崎市民病院の歯科医師の男(35)です。

 男は4月、歯科口腔外科の診察室内で歯科衛生士の首を絞めて押し倒し、止めに入った別の職員の髪も引っ張るなど暴行を加えけがをさせた傷害の罪で起訴されています。

 大崎市民病院は、31日付で男を停職3カ月の懲戒処分としました。男は依願退職しています。

 病院によりますと、男と被害者の間に業務に関する意見の食い違いがあったとみられます。

 大崎市民病院は「再発防止に取り組み皆様の信頼回復に努めていきます」とコメントしています。