一般ドライバーが自家用車などで客を運ぶライドシェアについて、東北運輸局は31日に仙台市の7つのタクシー会社に許可を出しました。許可書が交付されたタクシー会社では、6月7日のサービス開始に向け準備が進められています。

 許可書が交付された7社のうちのひとつ、若林区の仙台タクシーは、6月7日金曜日の午後4時台から7時台にライドシェアを始める予定です。

 仙台タクシーに割り当てられた車両は2台で、当面は社員の自家用車を使い運転手の経験もある内勤の社員らがドライバーを務める予定です。

 サービス開始が間近になり新たにライドシェアのドライバーを募集するほか、専用の配車アプリも更新しました。

 ライドシェアは配車アプリを通してしか利用ができないため、ドライバーたちはデモンストレーションの画面を利用して、アプリ操作の習熟に努めているということです。

 仙台タクシー高橋洋明専務「業界全体のことかと思うが(ライドシェアで車両の)運行を増やして、皆様の不便にならないように取り組んでいきたい」