神奈川県の逗子海岸は28日が海開きです。海水浴場では安全祈願の式典が行われ、ライフセーバーは海水浴客が溺れたケースを想定して救助の訓練をしました。

 逗子市の「逗子海岸海水浴場」で朝、海開きの式典が行われました。

 地元の小学生約500人が集まって一斉に海に入る予定でしたが、雨のため中止となりました。

 逗子海岸海水浴場は28日から66日間、開放されます。

 また、海水浴客が溺れた場合などを想定し、捜索用ドローンを飛ばしたりライフセーバーによる救助訓練が行われました。

 今年の元日には能登半島地震で津波の被害があったことから、市は来月4日に海の家の従業員やライフセーバーらと海水浴場の近くの高台への移動ルートを確認し、震災が発生した時に海岸にいる関係者が海水浴客の避難誘導にあたれるよう訓練を積むとしています。