サイバー攻撃によるシステム障害が起きているKADOKAWAは、グループ会社がシステムを提供する学校法人の生徒らの個人情報が漏洩(ろうえい)した可能性が高いと発表しました。

 情報が漏洩した可能性が高いとされるのは、N中等部、N高等学校、S高等学校に在学する生徒のほか、卒業生や保護者の一部の個人情報です。

 外部の専門機関などに協力を仰ぎ、調査しているなかで発覚しました。

 KADOKAWAは、これまでに子会社である「ドワンゴ」の全従業員や取引のあるクリエイターなどの個人情報漏洩を確認したと明らかにしていました。

 KADOKAWAは問い合わせ専用窓口を設置するとともに、不審なメールなどを受け取った際は注意するよう呼び掛けています。