宮城県亘理町で男子中学生が自殺した問題について、調査報告書に記載された個人情報が漏洩したとして遺族が町に説明と謝罪を求めました。
遺族によりますと、第三者委員会がまとめた報告書を亘理町が2022年9月に町のホームぺージに公開した際、亡くなった生徒に関する個人情報など約180カ所の黒塗りの部分が閲覧できる状態になっていました。
町民からの指摘で発覚し、6日間で68件の閲覧があったということです。
情報漏洩について報道されるまで遺族に報告は無く、その後の町からの説明も納得できないとして遺族は15日に町長と教育委員会に対して改めて経緯の説明と謝罪を求める要望書を提出しました。
遺族「情報を隠ぺいしているという感が強く、説明を受けましても矛盾している部分、すごい多々ある。つじつまが合わない」
町はこれまで2回にわたり説明していますが、遺族は記者会見の開催を求めています。