宮城県の女川魚市場に養殖ギンザケが今シーズン初入荷しました。需要の高まりを反映し、初入札としては過去最高値で取引されました。
17日早朝、女川町出島で育てられたギンザケ約4.5トンが市場に運び込まれました。2024年12月に開通した出島大橋を通って陸送された、最初のギンザケです。
国内出荷量トップの宮城県の養殖ギンザケは、大部分が牡鹿半島周辺で生産されています。
海水温が高かった影響で稚魚を養殖場に入れる作業が遅れたことから、初入荷が半月遅くなりました。
17日は1キロから1.5キロサイズが入札に掛けられ、最高値は初入札としてはこれまでで最も高い1250円で取引されました。
市場では、外食産業を中心に需要が高まっていることが要因とみています。
女川魚市場丹野秀之専務「お刺身とかカルパッチョとか、生食でいただいたらおいしいかなと思います」
ギンザケの入荷は7月まで続きます。