12日に発生した愛媛県松山市の土砂崩れ現場に14日、国交省の緊急災害対策派遣隊が視察に入りました。

 松山市では12日未明、「城山」で大規模な土砂崩れが発生し、麓の住宅1軒が飲み込まれて住民3人が死亡しました。

 泥のかき出し作業が進められるなか、14日、国交省の緊急災害対策派遣隊「テックフォース」が視察に入りました。

 現場の状況を確認したテックフォースの桜井昌彦班長は、土砂の撤去費用の半分を国が補助する制度の対象となる災害であることを確認し、「事業の活用について松山市と調整したい」と話しました。

 現場がある清水地区には、警戒レベル5の「緊急安全確保」が継続して出されています。