震災後遊泳が禁止されていた仙台市若林区の深沼海水浴場が14年ぶりに海開きを迎え、砂浜ににぎやかな声が戻りました。

 深沼海水浴場には家族連れなどが訪れ、泳いだり波打ち際で水遊びをしたりして海を楽しんでいました。

 小学4年生「水がしょっぱかった。初めての海だから泳げるか心配だったけど泳げたからよかったなと思った。楽しかった」

 小学3年生「楽しい。(プールとは波の)強さが違う、めっちゃ引き寄せられる」

 深沼海水浴場は仙台市内唯一の海水浴場で、震災前の2010年には4万7000人が訪れましたが、津波で大きな被害を受け遊泳禁止が続いていました。

 オープンするのは14年ぶりです。

 安全確保のため入退場をバーコードで管理し、1日の人数を800人までに制限するほか、津波発生に備え避難場所も整備しました。

 開設時間は午前9時から午後4時までで、正午からの1時間は安全確認のため遊泳禁止となります。