ガザ地区でUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)が運営する学校をイスラエル軍が空爆し、少なくとも17人が死亡しました。

 中東のテレビ局「アルジャジーラ」によりますと、14日、パレスチナ自治区・ガザ地区中部のヌセイラトでイスラエル軍の空爆があり、少なくとも17人が死亡して80人がけがをしました。

 標的となったのは住民の避難場所となっていたというUNRWAが運営する学校で、ハマスは「無防備な民間人の虐殺で女性や子どもたちを標的にした」と声明を出しました。

 ガザ地区では6日以降、学校への空爆が相次いでいます。

 ガザ地区の保健当局によりますと、去年10月以降、パレスチナ人の死者は少なくとも3万8584人となり、犠牲者が増え続けています。