自民党の萩生田前政調会長は都議会議員補欠選挙での惨敗を受け、都連会長を辞任する考えを伝えました。

萩生田都連会長 「先週、都知事選・都議補選が終わり、特に都議の補選はですね、8名の公認候補を擁立をしながら、2議席の獲得にとどまりました。これは指揮を執った私の責任は大きかったというふうに思っております」

 7月7日に投開票が行われた都知事選挙では、自民党が支援した小池都知事が3選を果たしたものの、同日に行われた都議補選で自民党は2勝6敗と大敗しました。

 都連所属の国会議員からは来年2025年の夏に行われる参議院選挙や都議会議員選挙を見据え、小池都知事との関係が良好で党内の調整力に長けているとして萩生田前政調会長に続投を求める声も上がっていました。

 ただ、萩生田前政調会長は自身が前面に立ち戦った地元の東京・八王子市の選挙区でも議席を獲得できなかったことから、責任を取る必要があると判断したものとみられます。