愛媛県松山市で発生した大規模な土砂崩れを受け、市が災害対策本部会議を開きました。復旧には2週間程度かかる見込みです。

 松山市によりますと、道路の復旧作業は16日中に終わり、住宅の土砂撤去には2週間程度かかる見通しです。

 また、現在営業を休止している松山城については、再開までに1カ月ほどかかるということです。

 15日、現場付近では愛媛大学の地質や防災の専門家らが調査を行いました。

 専門家によりますと、現場の地質は集中的な雨で崩れるおそれのある「砂岩」で、連日の大雨で表土の崩れる「表層崩壊」が起きたことが確認できたということです。

 起点となった場所については15日の段階では特定できなかったとしています。