南太平洋の島しょ国との「太平洋・島サミット」が16日、東京で開幕し、岸田総理大臣は4カ国の首脳らと相次いで会談しました。

岸田総理大臣 「日本と太平洋島しょ国との絆をさらに強固なものとし、我々が共に進む方向性を内外に発信する機会にしたいと思います」

 岸田総理はパプアニューギニアのマラぺ首相との会談で、違法漁業を取り締まる監視船などを供与すると述べました。

 このほか、ツバルやバヌアツ、ニウエの首脳と会談し、福島第一原発の処理水の海洋放出で今後も安心を高めると強調しました。

 サミットには18の国と地域の首脳らが参加していて、17日も会談が続きます。