自民党と立憲民主党の参議院の国会対策委員長が会談し、立憲民主党は防衛省の相次ぐ不祥事を受けて木原防衛大臣について「対応が正しくなければ辞任も含めて検討すべき」と強調しました。

立憲民主党 斎藤国対委員長 「(防衛)大臣がこの問題を把握していて、このことについてどのような対応を指示したのかとか、こういったこともやっぱり明らかにしていく必要がある。色々な意味で正しくないということであれば、大臣は辞任も含めて検討すべき」

 そのうえで、斎藤国対委員長は防衛省の「特定秘密」の不適切な扱いなどを巡る一連の不祥事について8月中に参議院の外交防衛委員会で閉会中審査を開催するように求めました。

 自民党の石井国対委員長は「これだけ大きな事案なので、閉会中に何もしないというのはいかがなものか」と述べ、衆議院と調整する意向を示しました。