自転車に乗る際のヘルメット着用の重要性を学ぶ体験会が、仙台市太白区の仙台三桜高校で行われました。

 宮城県警が行った体験会には約40人の生徒が参加し、水風船を人の頭に見立てて、ヘルメットをかぶせた物とかぶせてない物を自転車に乗った時の頭の高さから同時に落とす実験が行われました。

 生徒は、ヘルメットを被せた水風船が割れないことを確認し効果を実感していました。

 仙台三桜高校3年日下慎之助生徒会長「ヘルメットをかぶらなくても受け身を取ればなんとかなるのではないかと思っていたが、怖いと思ったのでヘルメットを着用しようと思った」

 県警によりますと、1月から6月までに自転車事故で5人が死亡し272人がけがをしていて、このうち233人がヘルメットを着用してませんでした。