大手企業トップらが集まり、経済・社会課題について議論する経団連の夏季フォーラムが始まりました。

 「夏季フォーラム」は長野県の軽井沢町で毎年、開催され、今年は大手企業の経営者約35人参加しています。

 経団連は高齢者の人口が最も多くなる2040年のあるべき姿として社会保障制度や地方創生、教育・労働など6つの分野について中期ビジョンを策定します。

 これを取りまとめるため、夏季フォーラムでは「エネルギーの安定供給」や「グローバルリーダーの育成」といったテーマで包括的に討議するとしています。

 経団連の十倉会長は「2040年に向け、エッジの効いたあるべき正論を明示していきたい」とあいさつしました。