太平洋でのサンマやサケなどの違法漁業を減らすため、初めて日本と韓国、カナダの3カ国による合同の監視活動が行われました。

 北海道の新千歳空港には3年前から漁業監視用のカナダの航空機が配備され、北太平洋での違法漁業などの監視を行っています。

 この監視は水産資源を守るため国際的な枠組みで行われていて、今年は初めて日本と韓国、カナダの漁業監督官が合同で航空機での監視を行いました。

 航空機での監視は沿岸から200カイリ以上離れた公海上で行われ、漁獲量が減るサンマやサケなどの違法漁業を取り締まるのに役立つということです。

 去年は航空機での監視で違法漁業が疑われる船を58隻発見しています。