犯罪の被害者遺族らで作られる団体が都内でシンポジウムを開き、被害者支援などを専門に担う「犯罪被害者庁」の必要性を訴えました。

新全国犯罪被害者の会 岡村勲代表幹事 「私たち犯罪被害者は、なりたくてなった人は1人もいません。『犯罪被害者庁』の問題は運動しなければ実現しない。私は絶対に必要なものだと思います」

 「新全国犯罪被害者の会」は、21日、被害者支援などを専門に担う「犯罪被害者庁」の設立を訴えるシンポジウムを開催しました。

 シンポジウムでは、被害者遺族による体験談が語られたほか、被害者らへの給付金の最低額が、多くのケースで1000万円以上に引き上げられたことについて一定の評価が示されました。