26日に開幕するパリオリンピックを巡り、ボランティアや警備員など約100万人の身元調査が行われ、イスラム過激主義者など約4500人が除外されました。

 フランス内務省によりますと、26日に開幕するパリオリンピックに先立ち、選手やコーチのほか、ボランティアや民間警備員への応募者など約100万人について身元調査を実施しました。

 調査の結果、約4500人に問題が見つかったため除外され、うち260人はイスラム過激主義者だったということです。

 極左過激派は186人、極右過激派は96人が含まれていました。

 開会式は26日午後7時半、日本時間の27日午前2時半に始まり、フランス軍兵士や警察官ら約8万人体制で警備にあたります。