アメリカの4月から6月までのGDP(国内総生産)の伸び率は年率に換算してプラス2.8%で、市場の予想を上回りました。

 アメリカ商務省が25日に発表した4月から6月までのGDP速報値によりますと、伸び率は前の3カ月に比べて年率換算でプラス2.8%となり、市場予想の2%程度を上回りました。

 プラス成長は8四半期連続となります。

 個人消費が好調だったことや企業の設備投資が増加したことなどが背景です。

 アメリカ経済の堅調さが示されたことでFRB(連邦準備制度理事会)による早期の利下げ観測が後退し、外国為替市場では円安が進みました。

 一時、1ドル=154円台をつけました。