フリマアプリ大手のメルカリは、アメリカ版の利用者が日本版に出品されている商品を購入できるようにすると発表しました。

 アメリカ版のメルカリの利用者は、日本版の出品者とのやり取りや購入手続きをAIを使った翻訳や仲介業者を通じてすべて英語で行えます。

 商品はまず日本国内の拠点に集められ、そこからアメリカの購入者に配送されるため、日本での出品者は通常通りの発送方法や配送料でアメリカの購入者と取引できるということです。

 メルカリは中古品の売買が盛んなアメリカの市場に2014年から参入していますが、通期では一度も黒字化しておらず、去年(2022年7月~2023年6月)の取引額も前年比マイナス11%と苦戦しています。

 アメリカでは漫画やおもちゃ、キャラクター商品などの人気が高いということです。