4400万円相当の覚醒剤をパキスタンから密輸したとして、ナイジェリア人の親子が逮捕されました。覚醒剤を水に溶かしてTシャツ25枚に染み込ませていました。

 オルジ・フランシス・アフイポ容疑者(61)と息子のクリストファー・チビイケ容疑者(39)は去年3月、仲間と共謀しパキスタンから成田空港に入国した際、段ボールの中に覚醒剤およそ740グラム、4400万円相当を密輸した疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、段ボールの中にはTシャツ25枚が入っていて、覚醒剤を水に溶かしてTシャツに染み込ませていました。

 フランシス容疑者は指示役とみられ、別の人物から送られた段ボール箱を受け取ろうとしていた日本人から話を聞くなどして、2人の関与が浮上したということです。

 警視庁は、2人の認否を明らかにしていません。