アメリカ国防総省は、中東イラクにあるアメリカ軍の拠点にロケット弾によるとみられる攻撃があり、複数のアメリカ軍関係者がけがをしたと明らかにしました。

 国防総省によりますと、攻撃を受けたのは米軍の拠点があるイラク西部のアサド基地で、初期段階の調査では、ロケット弾によるとみられる攻撃で複数のアメリカ軍の関係者がけがをしたということです。

 ロイター通信は、基地に向けてロケット弾2発が発射され、1発が基地内に着弾したとみられると報じています。

 また、少なくとも5人がけがをし、そのうち1人は重傷だとも伝えています。

 イスラム組織ハマスの最高指導者ハニヤ氏が殺害されたことを受けて、ハマスを支援するイランが報復を宣言していますが、この攻撃が報復の一環かどうかは分かっていません。