大阪府門真市で中学3年の男子生徒がいじめを受けて自殺した問題で、遺族が同級生と市を相手に損害賠償を求める訴えを起こしました。

 訴状によりますと、門真市の中学校に通っていた男子生徒は、1年の頃から複数の同級生にLINEのグループで「なんでしなないの?」などと誹謗(ひぼう)中傷されるなどして、おととし2月に自宅で命を絶ちました。

 両親は、一丸となって攻撃し、学校が組織的な対応をしなかったとして、同級生11人と門真市に対し損害賠償を求めて訴えを起こしました。

男子生徒の母親 「私と同じように息子を愛してくれている私の友人、今も息子を忘れず会いに来てくれる友達は加害者を絶対に許しません」

 門真市は「訴状が届いていないためコメントは差し控えます」としています。