5日、6日と歴史的な乱高下となった株式市場の動きを受け、財務省と金融庁、日銀が急きょ会合を開き、日本経済の見通しに変わりがないことなどを確認しました。

財務省 三村財務官 「緩やかに経済を回復していくという、この日本経済についての見通し自体には、別に何も変わりはないという認識をまずは共有した」

 三者の会合には財務省の三村財務官のほか、金融庁の井藤長官や日銀の理事らが出席し、先週からの株式市場の動きについて議論しました。

 およそ30分間の会合では今後の日本経済の見通しに加え、政府・日銀で何が起きているかを冷静に見極めていくことや、今後も緊密に意思疎通を図り連携していくことを確認したということです。

 三者会合の開催は、円安が大きく進行した3月以来です。