広島に原子力爆弾が落とされてから79年となった8月6日、仙台市では核兵器廃絶を訴える署名活動が行われました。
JR仙台駅前では、宮城県原水爆禁止協議会の関係者ら25人が日本政府に対して核兵器禁止条約への参加を求める署名活動を行いました。
参加者は横断幕を掲げたりちらしを配ったりしながら、通行人に署名への協力を呼び掛けました。
核兵器禁止条約は2017年に国連加盟国122カ国の賛成を得て採択され、50カ国が批准して2021年に国際条約として発効されていますが、日本は参加していません。
「被爆国でありながらそれに参加していないというのは、非常に問題だと思いますけど、ただやっぱりアメリカの核の下で守られているという現実もあるのでなかなか難しいですね」
署名活動は、79年前に長崎に原爆が投下された8月9日にも行われる予定です。