タイで日本人男性の切断された遺体が見つかった事件で、隣国ラオスで拘束された男2人の身柄がタイ警察に引き渡され、殺人などの疑いで逮捕されました。

 逮捕された加藤拓也容疑者(50)と鈴木浩斗容疑者(28)は3月、首都バンコク近郊で椛島良介さん(47)を殺害し、遺体を切断して遺棄した疑いが持たれています。

 加藤容疑者らは事件後、隣国ラオスに逃亡していましたが、6月、現地当局に拘束されました。

 タイ警察は9日、ラオス側から加藤容疑者らの身柄の引き渡しを受け、この後バンコク近郊の警察署へと移送する予定です。

 タイ警察は、加藤容疑者らと椛島さんとの間に金銭を巡るトラブルがあったとみて調べています。