お盆休みに相次ぐ不審火。連続放火の可能性が。

■“連続放火”か 目撃者「嫌だ怖い」

目撃者 「この辺まで火が出ていた。赤い火だね、煙はなかった。いやだよね、怖いよね」

 人々が生活するすぐ隣で火の手が上がりました。

 11日夜、茂みから炎が上がっていると通報があり、ポリ袋や雑草が焼けました。

 この後、周辺では不審火が相次ぐことに…。

 4件の不審火が発生したのは川崎市。住宅が密集する中を通る遊歩道「さいわい緑道」の周辺です。

 2つ目の不審火は最初の出火の50分後、午後10時すぎです。最初の場所から同じ緑道の数百メートル先にあるベンチが焼けました。

 3件目は12日午前0時半すぎ、ごみ集積場が焼けました。

目撃者 「もう真夜中だから皆、寝ていたけど、火が出た時は周り皆、電気がついた」

 4件目は、その1時間後。約400メートル離れた多摩川河川敷で段ボールや雑草が焼けました。

 約4時間半の間に起きた4件の不審火は半径約550メートルの狭い範囲で発生していることになります。

目撃者 「生まれて初めてだよ、こんなの」

通報者 「怖い。早く捕まってほしい」

 いずれも通行人が通報し、火は消し止められましたが、不審者の目撃情報はありません、

 警察は、4件を同一犯による連続放火事件の可能性もあるとみて捜査しています。