ドイツ軍の基地で水道水が故意に汚染された可能性があるとして基地が閉鎖されました。

 現地メディアは14日、ドイツ西部・ケルン郊外の空港に隣接するドイツ空軍の基地が妨害行為を受けた疑いで閉鎖されたと報じました。

 基地で供給されている水道水が故意に汚染された可能性があるということです。

 基地では兵士4300人と民間人1200人が勤務していて、水道水を飲まないように呼び掛けられました。

 また、基地のフェンスに損傷が見つかったことから、何者かが基地に侵入した可能性があるということで、警察などが捜査を開始しました。

 現時点で犯行声明などは出ていませんが、ドイツメディアは外国の諜報(ちょうほう)機関が関与した可能性も指摘しています。