トルコの代表的な料理「ケバブ」。今では国境を越えて人気が広がり、ドイツを中心にヨーロッパで広く定着しています。

 ところが、トルコに本部を置く「国際ケバブ連盟」がEUに、牛や羊、ニワトリの肉を使うトルコ流の調理法のみをケバブと認めるよう申請しました。

 これに対し、ケバブに七面鳥も取り入れているドイツ政府が異議を申し立てる事態になっています。

独 エズデミール食糧・農業相(Xから) 「ケバブはドイツのものです。どのように調理するかは、自分たちで決められるはずです」

 都内のケバブ店で働くトルコ人店長はこう話します。

マモケバブ店長 ルザさん 「(ケバブは)今はドイツ人の料理の一つになってしまっているくらいの人気があって。『カレーは日本のものです』と言われたら、インド人が『違います。カレーはやっぱりインドのものです』と言うのと一緒だと思います。みんな幸せに食べていたらいいと思う」

(「グッド!モーニング」2024年8月15日放送分より)