大麻由来の製品を扱う店から、みかじめ料を脅し取ろうとしたとして暴力団幹部の男ら2人が逮捕されました。

 指定暴力団山口組系幹部・川合淳容疑者(41)ら2人は4日、東京・渋谷区にある大麻草の茎などから作られる「CBD」製品の販売店から、みかじめ料を脅し取ろうとした疑いが持たれています。

 警視庁によりますと、2人は腕などに彫られた入れ墨を見せ、「俺らのシマで勝手なことされたら困る」「地場代払わず何かあっても守ってあげられないよ」などと脅していたということです。

 店側は金を払わず、警察に通報して事件が発覚しました。

 警視庁は暴力団の資金獲得への締め付けが強化されるなか、川合容疑者らが飲食店などではない新しい業態の店を狙ったとみて調べています。