ウクライナはウクライナ軍が制圧したロシアの領土を「緩衝地帯」とする方針です。

 ウクライナのベレシチュク副首相は14日、自身のSNSに「ウクライナ軍はウクライナの国境地帯を守るため、国境沿いのロシア領土に『安全地帯』を創設している」と投稿しました。

 ウクライナ軍が制圧したロシアのクルスク州の一部地域を緩衝地帯にして、ウクライナの国境周辺の街への攻撃を防ぐ狙いです。

 ベレシチュク副首相は「安全地帯」に住むロシア人は国際人道法により保護されるとしています。

 国際機関が監視できるようにロシアとウクライナ側どちらにも避難できる「人道回廊」も設置する方針です。