主に子どもの間で流行する手足口病の東京都内での患者報告数が8月5日からの1週間で1定点医療機関あたり「7.71人」でした。4週連続の減少ですが、今も流行の警報レベルを超えています。

 「東京都感染症情報センター」によりますと、5日から11日までの1週間で手足口病の患者報告数は1医療機関あたり「7.71人」で、前の週の「10.61人」から約27%減少しました。減少は4週連続です。

 手足口病の流行の警報レベルは1医療機関あたり「5.0人」などの基準があり、警報レベルの基準を超えるのは9週連続です。

 手足口病は主に子どもの間で流行し、症状として口の中や手のひら、足の裏に発疹や水疱(すいほう)が現れるほか、まれに急性脳炎や心筋炎の合併症も報告されています。