町おこしの起爆剤にしようと、宮城県大崎市の鳴子温泉で新たに開発されたアルコール飲料と地元の魚を使った料理がお披露目されました。

 クラフトビール義経と発泡酒弁慶は、飲食店などで作る団体と地元の醸造所が協力して開発し、鳴子温泉にゆかりがあるとされる源義経とその家臣の弁慶から名付けました。

 義経は、ほのかにリンゴが香るフルーティーな味わいです。弁慶は、地元の米ゆきむすびを使い、米ならではの甘みが特徴です。

 合わせて、地元で養殖する川魚の料理も開発しました。

 イワナをオリーブオイルで焼いて添えたキーマカレーに、ニジマスを揚げて酢に漬け込んだ南蛮漬けもあります。

 鳴子アヴァンギャルドベース大沼俊さん「1つでも名物を増やして街の中を歩いていただく、滞在していただく時間が延びるように取り組めればなと思っております」

 鳴子温泉ブルワリー西條勲社長「これまでの鳴子にはない取り組みなので、こういったお店が増えることを期待して一緒になって取り組んでいきたいなと思っています」

 義経と弁慶は、24日から地元の飲食店や土産物店など10店舗で販売されます。