宮城県と仙台市が導入を目指す宿泊税について、宿泊事業者でつくる団体が反対決議を採択しました。近く宮城県議会と仙台市議会に要望します。

　宮城県各地区の宿泊事業者の代表は宿泊税に反対する団体を設立し、２２日の総会で反対決議を採択しました。

　「我々宿泊事業者は宮城県の宿泊税導入に納得も共感もしておらず、宿泊税の徴収そのものに強く反対する」

　意見交換では、反発する意見が相次ぎました。

　「（宿泊税に）反対だと議員の先生方に訴えてきたが、免税点だとか、税額だとかになぜかすり替わっている現状」「我々がどうして徴収義務者にならなければならないのか。宮城県と仙台市の手先のようなものですよ」

　宮城県・宿泊税を憂慮する会藤田謹一「我々の協力なしにやってはいけないと思う。宿泊税はもう少し時間をかけて協議すべきだと今でも思っています」