郡仙台市長は、宮城県と共に導入を目指す宿泊税について「仙台のファンを増やすためにも不可欠」という認識を示しました。

 郡仙台市長「観光施策の充実が更なる交流人口を拡大することにもつながり、仙台に対するファンを増やしていくことになっていくと思っている。そのためにも施策を強化していきたいと考え、導入は不可欠という私の判断です」

 郡市長は、会見で改めて宿泊税の必要性を強調しました。
 仙台市によりますと、宿泊税は1泊6000円以上の宿泊に対して300円を課税し、修学旅行など教育旅行については課税を免除する方針です。

 宿泊税の財源を利用した観光施策は、観光コンテンツの充実を図るため青葉山エリアの魅力向上や秋保温泉や作並温泉エリアの環境整備などに充てます。
 宿泊や連泊を促進するために夜市などナイトコンテンツを創出し、飲食店で使えるクーポンを配布するなどして夜間の滞在時間を充実させます。

 仙台市は、2025年11月の宿泊税導入を目指していて年間10億円の税収を見込んでいます。