ロシア軍は26日、ウクライナ全土にミサイルやドローンなどで過去最大規模の攻撃を行った一方、ウクライナ軍も国境から離れたロシア南西部をドローンで攻撃しました。

 26日のロシアによる攻撃はウクライナ全土に向けて200以上のミサイルやドローンが発射され、ウクライナのインフラ拠点を狙ったとみられています。

 キーウなどでは電力や水の供給にも影響が出たということです。

 一方、ロシア・メディアによりますと、ウクライナの国境から遠く離れた南西部のサラトフ州で、ウクライナのドローンが高層住宅に衝突し、女性1人が重傷を負いました。

 ウクライナ攻撃に使われるサラトフ州の戦略爆撃機の基地が狙われたとみられています。

 ロシア国防省はサラトフ州のほか、モスクワに近いヤロスラブリ州など8つの地域でウクライナのドローン22機を迎撃したと発表しています。