気象庁は、非常に強い台風10号の接近に伴って、奄美地方に線状降水帯の予測情報を発表しました。

 非常に強い勢力まで発達した台風10号は現在、奄美地方の一部を暴風域に巻き込みながらゆっくり北上しています。

 27日夜には奄美地方に最も接近する見通しですが、気象庁は午後、夜から28日午後にかけて奄美地方に線状降水帯の予測情報を発表しました。

 今後、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。

 また、最大瞬間風速は70メートルと予想されていて、土砂災害や川の氾濫、道路の冠水などのほか、家屋が倒壊するような暴風にも厳重な警戒が必要です。