最新の台風の見通しを気象予報士の村上さんに解説してもらいます。

 (村上公平気象予報士報告)  台風は週末にかけて全国的に大荒れの天気をもたらしそうです。

 28日にも進路を北へと変えて暴風域を伴ったまま、29日に九州を直撃。

 その後、週末にかけて東日本や北日本にゆっくり進む見込みです。

 ただ予報円が非常に大きく、接近のタイミングがずれる可能性もあります。

 雨の予想です。この後、奄美地方に台風本体の雨雲がかかり、台風からまだ離れている太平洋側や北日本にも活発な雨雲がかかりそうです。

 予想雨量は28日朝までに東海や九州南部、奄美で200ミリ以上。29日朝までに九州南部で500ミリ。

 その後もさらに雨量が増え、記録的な大雨となる恐れがあります。

 また九州南部や奄美では、家が倒壊するような暴風にも厳重な警戒が必要です。