気象庁と国土交通省は台風10号について会見を開き、九州南部では大雨や暴風などの特別警報を発表する可能性があるとして最大級の警戒を呼び掛けました。

　気象庁によりますと、台風10号は29日にかけて非常に強い勢力で九州南部に接近し、その後、九州に上陸する恐れがあります。

　鹿児島県では早ければ28日の昼にも暴風、波浪、高潮、大雨の特別警報が発表される可能性があるということです。

　また、宮崎県でも今後、記録的な大雨となり大雨特別警報が発表される可能性があるとしました。

　気象庁は、経験したことのないような暴風や大雨が予想されるとして、最大級の警戒を呼び掛けました。

　また、特別警報が発表されない場合でも記録的な大雨、暴風、高波、高潮になる可能性があるとして自治体が発表する最新の避難情報に従って早めに身の安全を確保するよう求めています。