世界で唯一の捕鯨母船、関鯨丸が初めてとなるニタリクジラの生肉を仙台港水揚げしました。

 3月に完成した世界唯一の捕鯨母船、関鯨丸が26日、東北沖で取れたニタリクジラの生肉約2トンを仙台港に水揚げしました。

 最新鋭の設備を備える関鯨丸は従来、屋外で行っていたクジラの解体作業を温度管理された屋内で行えるため、クジラ肉の鮮度やうま味が格段に上がっているということです。

 共同船舶所英樹社長「大きいニタリクジラの一番良い所を取って来ました。是非多くの皆さんに食べていただいて、クジラの魅力を感じていただけたらと思います」

 水揚げされたニタリクジラの生肉は27日朝、仙台市中央卸売市場で競りに掛けられます。