車の逆走による事故が後を絶たない中、宮城県亘理町の常磐自動車道で逆走の防止を呼び掛けるキャンペーンが行われました。
亘理町の常磐道鳥の海パーキングエリアで行われたキャンペーンには、県警高速隊の警察官やネクスコ東日本の職員など約10人が参加しました。
利用客にちらしなどを配り、道路標識をしっかり確認することや高速道路でUターンをしないことなど逆走の防止を呼び掛けました。
警察によりますと、宮城県の高速道路では7月末までに13件の逆走が発生しており、いずれも事故には至っていませんが、ドライバーは高齢者が多いということです。
宮城県警高速道路交通警察隊佐藤靖尚仙台東分駐隊長「高速道路での逆走は重大事故に直結しますので、十分注意していただきたい」
万が一逆走してしまった場合は、路肩などの安全な場所に車を停めてハザードランプをつけ、ガードレールの外側などに避難した上で警察に通報するよう呼び掛けています。