政府は今月の月例経済報告で景気判断を1年3カ月ぶりに上方修正しました。

 8月の月例経済報告では、景気の基調判断をこれまでの「景気はこのところ足踏みもみられるが、緩やかに回復している」から「景気は一部に足踏みが残るものの、緩やかに回復している」に引き上げました。

 上方修正は1年3カ月ぶりです。

 個人消費についても新車販売の増加や家電の販売が増加したことなどから1年3カ月ぶりに上方修正しました。

 先行きについては「緩やかな回復が続くことが期待されるとしているが、物価上昇や中東地域を巡る情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある」としています。