来月23日に行われる立憲民主党の代表選挙への出馬を表明した野田元総理大臣は党最大の支援組織「連合」の芳野会長と会談し、国民民主党との連携などについて意見交換しました。

立憲民主党　野田元総理 「連合を介して国民（民主党）との関係が強まるということを私も望んでいますし、当選した暁にはそういう立場で頑張りますという話はさせていただきました。本来はもう1回、その（国民民主党との）合流を目指した動きをしなければいけないと思います」

　野田元総理は立憲民主党と同じく連合から支援を受ける国民民主党との連携について、合流を目指したうえで「総選挙が近いので、せめて選挙区調整や基本的な一致点を探していきたい」と強調しました。

立憲民主党　枝野前代表 「とにかく自民党総裁選を凌駕する、上回るようないい議論を国民の皆さんの前でしていきたいというふうに思っておりますので」

　野田元総理に先立って出馬を表明した枝野前代表は「野田元総理と総裁選を凌駕（りょうが）する議論ができるとすれば大変、楽しみだ」と述べました。

　一方、続投を目指す泉代表と当選1回の吉田晴美衆議院議員は立候補に必要な推薦人20人の確保を急ぐ考えです。

立憲民主党　泉代表 「枝野さんも野田さんも、今の路線とそんなに変わりはないなと。であれば、私がやらせていただいていいんじゃないかというふうにも思いますけどね」

立憲民主党　吉田晴美議員 「『やってみろ』と背中を押していただける方はきっと増えると信じて、まだ時間はもう少しありますので、最後まで頑張ってみたい」