ウクライナの高官が今週、ワシントンを訪れ、ロシアに対するアメリカの長距離兵器の使用制限を解除するようアメリカ側に求める見込みです。

 CNNは28日、ウクライナのウメロフ国防相とウクライナ大統領府のイェルマーク長官が今週、ワシントンを訪問すると伝えました。

 ウメロフ国防相は30日にオースティン国防長官と会談し、ロシア領土の奥深くに対するアメリカの長距離兵器の使用制限を解除するよう求める予定だということです。

 また、ウクライナ軍が長距離兵器で攻撃を検討しているロシア国内の目標のリストを提示するとみられています。

 ウクライナはロシア軍が軍用機や統制拠点などを前線から遠ざけていることから、欧米の長距離兵器でロシアの奥深くにある目標を攻撃する必要があると訴えています。

画像:グラシチェンコ前内相顧問のテレグラムから