アシックスは、1973年に野球用品の事業に参入しました。

 大谷翔平選手やイチロー選手といった、これまで多くのプロやアマチュアに愛用されてきましたが、事業を大幅に縮小することが29日に明らかになりました。

 スパイクなどのシューズは販売を継続しますが、バットやグラブ、ウェアなどシューズ以外の製品は来年9月で撤退するということです。

 背景にあるのは、選択と集中です。

 現在、業績絶好調のアシックスを支えているのは高価格帯のランニングシューズで、経営資源をシューズに集中することで収益力をさらに高めたい考えです。

(「グッド!モーニング」2024年8月30日放送分より)